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STAUBのセラミックについた悩ましい水垢を、セラミックを傷めずに綺麗に落とす方法を見つけました。
 
Webで検索すると、「水垢は酸性なので、クエン酸や酢、レモン果汁で煮たり磨いたりすると良い」との説明が見つかります。でもSTAUBセラミックにお酢を垂らして、キッチンペーパーでパックしてサランラップで密閉して電子レンジでチンして1晩放置しても水垢はほとんど落ちません。
歯磨きや自動車用の水垢落としも効果がありませんでした。
水垢落としの最終手段として「ダイヤモンドスポンジで削り落とす」という方法も解説されていますが、たまたま我が家にあったダイヤモンドスポンジでこすってみたものの、平面ではないためか上手にこすれず、全く水垢は落とせませんでした。 

水垢落とし洗剤を求めて仕事帰りにハンズへ。ちょうど水垢専用洗剤の実演販売をしておりましたので、少し話を聞いてみることにしました。 
こちらの洗剤「茂木和哉」は、秋田のミネラル豊富な泉質の温泉浴場の清掃現場で茂木氏が試行錯誤を繰り返した結果生まれた「クレンザーの理想形」だそうです。でも研磨剤の成分は謎とのこと。「会議室ではなく現場で生まれた水垢落とし」とのキャッチコピーが添えられていました。
 
・・・胡散臭い・・・

和哉という年齢不詳なお名前も、現場経験何年なんだろうという妙な疑問を抱かせます。 スポンジではなくサランラップで磨くのがポイントですよ、とスラックス+シャツにエプロン姿の会議室におられそうなタイプの実演業者さんがさらっと取説を否定しておりました。(そもそも洗剤は会議室ではなく実験室で生まれるのではないかと。)

ハンズにある他の水垢落とし洗剤も大体は研磨剤と酸の組み合わせ、そして似た価格。今回はご縁のあった「茂木和哉」200mlを購入することにしました。
期待薄な感じで帰宅後に、騙されるつもりでサランラップを丸め、セラミックココットの蓋に「茂木和哉」を垂らして右半分を軽く磨いてみました。ざらざらした感触がこするうちに「キュッキュ」に変わってきたような気もしましたが、実演販売のプラセボ効果を受けている可能性が否めません。 
とりあえず右半分を磨いて、洗剤を洗い流してみました。

 
なんと。水垢、落ちてる  しかも光沢が戻っています。
(左:分かりにくいかと思いますが、左半分がBefore、右半分がAfter) 
残り半分も磨いて、水垢落としは呆気なく完了(右)です。 

茂木さん、凄い!
勢い余って洗面所のうがい用のガラスコップも磨いてみましたが、新品のように綺麗になりました。やはり色ガラスは透き通っていてこそ美しいです。

お譲りいただいたmade in France時代のセラミックココット。1つは未使用、1つは蓋の上部一面に水垢の曇りがあり、2つ並べると手触りや光沢の差がやや気になる状態でした。これでもう安心です。

お鍋にも、IHクッキングヒーターの天板にも使用可と書かれています。基本的にガラスはOKで、プラスチックとステンレス、大理石はNGとのこと。 利益相反は一切ありませんが、「茂木和哉」、セラミックやガラス食器のお手入れにお勧めします。



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